車を廃車にするときの注意点まとめ

車が事故や災害などで故障してしまった場合や、ボロボロになってしまった場合など、廃車を検討している人もいるかと思います。しかし、廃車にする前に注意しておきたいポイントがあります。

  • 廃車前に一度査定をしてもらう
  • 車の所有者を確認する
  • リサイクル料金の支払い状況を確認する
  • 自動車税や自賠責保険料の還付について理解する
  • 悪徳業者に注意する

廃車するときは、これらのポイントに注意する必要があります。

ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

廃車前に一度査定をしてもらう

廃車を検討しているということは、その車は故障していたり、相当古くなっていたりするはずです。ですから、そのような車を「売る」ということは全く考えていないと思います。

しかし、そのような車でも、持っていく業者によっては買い取る価値がある物かもしれません。なぜなら、どれだけボロボロな中古車でも、東南アジアなどの海外に持っていけば、高値で取り引きされるからです。それだけ商品価値があるということです。

また、修理しても再び走行するのが難しそうな車でも、バラして部品にすれば十分価値があります。また、すべて部品を取り外したあとでも、スクラップして「鉄くず」として資源の価値があります。

このように、車としての価値がなくなったとしても、さまざまな利用価値が生まれるのです。ですから、車として売るのが難しそうな場合でも、業者によっては意外と値段がつく可能性があるそうです。

具体的な方法については、「クルマ売っ得!ガイド」というサイトで参考になる記事がありました。

→廃車にするのは待った!事故車や動かない車でも売れる理由と売却方法

基本的に、廃車するには費用がかかります。しかし、その車が売れれば、それだけで儲けものです。まだ廃車にしようか迷っている人は、買取業者に査定をしてもらうというのも手段の一つです。

車の所有者を確認する

車を廃車にするときに必ず確認しなければいけなのが「車の所有者」です。車検証に「所有者欄」がありますから、そこが誰になっているのか確認しましょう。「使用者」の欄もあるので間違えないように注意してください。

たとえば、ローンの返済中であれば、所有者がローン会社またはディーラーになっていると思います。また、車を親などから譲ってもらって名義変更をしていない場合は、譲ってくれた人が所有者になっているはずです。

このように、車の所有者と実際に使っている人が異なる場合があります。誰が車を使用していようと、車検証に書かれている人が「所有者」になります。基本的に、廃車にできるのは所有者のみです。そのため、所有者があなたになっていない車を勝手に廃車することはできません。

したがって、廃車する前に車検証を見て、車の所有者が誰になっているのかを確認することが重要になります。所有者があなたになっている場合は、問題なく廃車することができます。

リサイクル料金の支払い状況を確認する

自動車リサイクル法では、車の最終所有者(廃車を依頼する人)がリサイクル料金を負担することになっています。金額は車種によって異なりますが、一般的には8,000~20,000円程度です。

ただ、リサイクル料金は車を購入するときに払うことになっています。つまり、廃車する段階では、すでにリサイクル料金を支払っているはずです。

手元に領収証となる「リサイクル券」があると思います。これは廃車手続きのときに必要な書類ですから、なくさないよう大切に保管しておきます。

なお、紛失した場合は、「自動車リサイクルシステム」のホームページで、リサイクル料金を支払ったことの証明書を印刷することができます。これはリサイクル券の代わりになります。

自動車税や自賠責保険料の還付について理解する

5月に1年分の自動車税を一括で支払っていると思います。また、車検時に、およそ2年分の自賠責保険料も払っているはずです。

廃車にするとき、自動車税や自賠責保険の期限が残っていることがあります。実は、きちんと手続きを行えば、未経過分の税金などは返金されます

廃車手続きが終わると、「廃車証明書」がもらえます。これは還付手続きをする際に必要です。また、手続きが遅れると、それだけ還付金が減ってしまいます。ですから、廃車にしたら速やかに還付手続きを行ってください。

なお、有効期限は残り1ヵ月を過ぎたときに廃車した場合は、還付金はありません。

任意保険も手続きしよう

また、任意保険についても忘れずに手続きしておきましょう。

  • もう車に乗らない場合は「解約」が必要です。
  • 車を買い替える場合は「車両入替」という手続きを行います。
  • しばらくしてからまた乗る可能性がある場合は「中断処理」をします。

いずれの場合も手続きは必要ですから、保険会社へ忘れずに連絡しましょう。

悪徳業者に注意する

廃車自体は、ほとんどの人は業者にお願いをするはずです。しかし、廃車業者のなかには悪質なところもあります。くれぐれもそのような業者に依頼しないように注意が必要です。

たとえば、廃車にすると税金や保険料が還付されますが、このことを説明せずにそのまま儲けにしてしまう業者がいます。また、「廃車無料」と謳っているところですと、本来は価値のある車でもタダで引き渡してしまうことも考えられます。

おわりに

このように、廃車にするときは、手放す人がきちんと注意しておくことがたくさんあります。それだけの責任があるとも言えます。

廃車を検討する場合は、上記5つのポイントに注意してください。それだけで廃車に高額な費用を負担することになるのか、または値段を付けて買い取ってもらうことも可能になります。

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